入れ歯だからって悩む必要は全くないと思います

祖母の葬儀の後、親戚一同で会食をした。最期まで祖母の面倒を見た叔母が、祖母の生前、叔母とあちこちを周った旅行の時の写真を見せてもらった。北は北海道、南は沖縄だ。どちらも車椅子の祖母を連れての旅行だから、父よりたった10歳若いだけの叔母は本当にパワフルだと思う。写真の中に、祖母とと親しそうな、見知らぬ女性を見つけた。叔母に誰か聞いてみると、なんとそれは叔母だという。旅先の朝食前にホテルの庭を散歩している写真らしく、入れ歯を外して口元が小さくなった叔母が写っていたのだ。



叔母が総入れ歯だったなんて誰も知らなかったし、私の父も驚いてその話にくいついた。実は父も以前から歯が悪く、自分の歯はどれもボロボロなのに、それでも入れ歯のイメージが悪く、我慢して少ない歯のままで生活をしていたのだ。そう叔母に告げると、叔母は入れ歯だからって悩む必要はない。むしろ口腔衛生状態が悪いと、歯だけではなく、身体を壊す可能性もある。入れ歯と上手に付き合えば、その先の人生も怖い物なしだと明るく教えてくれた。

チュチュベビー デンティスター|出っ歯になりにくいおしゃぶり

歳を取ると身体の自由が利かなくなり、興味の対象も若い頃に比べ、ずいぶんと狭まってくる。父も母も今では花よりだんごという感じで、お出かけをしてもすぐに満足してしまい、帰り道に寄るお食事の方が嬉しそうだ。しかし歯が悪いと、食べられる料理も限られてくる。会食の最中、叔母はなんでも好きな物を美味しそうに食べていた。祖母は90歳を軽く超えてから亡くなったので、その子どもの叔母や父も、同じように長命だろう。

2.噛み合わせ|顎関節症ナビ

これから続く長い人生、より楽しく生きるためには、父もそろそろ、総入れ歯にする決断をした方がいいのかもしれない。